メディカルドクター(製薬業界)への転職に強い転職エージェント9選【元・転職エージェントが活用法を教えます】



・メディカルドクターの転職に強いエージェントはどこかわからない?
・メディカルドクターの転職の難易度は?流れは?
・メディカルドクターに転職する際の注意点やポイントを知りたい
・自分には強みがないけどメディカルドクターに転職できる不安..

こんな疑問にお答えします。


■この記事を読んで分かることや得られるメリット■
・製薬業界(メディカルドクター)への転職に強いエージェント9選
・転職までの流れ
・製薬業界(メディカルドクター)への転職を成功させるポイント・注意点

 

この記事を書いている私は、製薬会社勤め4年、医師転職エージェント5年(うち企業選任担当3年)です。この記事を読むだけで、メディカルドクターへの転職への成功がぐっと近づくので、ぜひ参考にしてみてください。

 

メディカルドクターの転職に強いエージェント9選【元・転職エージェントおすすめの活用法】

結論から言うと、下記の一般の人材紹介会社、医師専門人材紹介会社、製薬業界専門紹介会社の3つにバランスよく登録することが重要です。

 

【一般企業系人材紹介会社3選】
転職エージェントならリクルートエージェント

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【医療系医師人材会社3選】

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・書類選考・面接対策から条件交渉に至るまで充実のサポート体制

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・製薬業界特化の紹介会社と提携しており、求人数が豊富

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・エムスリーグループとして製薬企業向けのサービスを展開しており、
製薬企業ではかけがえのない存在
・医療系の紹介会社中で唯一、製薬企業向けのメディカルドクターへの逆指名サービスを実施している

 

【製薬業界専門紹介会社3選】
製薬専門の転職紹介・求人案内なら株式会社メディサーチ

・製薬業界経験者のサポートを受けることができ、経歴書の添削などフォローが丁寧
製薬メーカー・医薬品業界の転職エージェント・求人 | Answers(アンサーズ)

・求人数が多く、特に臨床開発関連の職種に強い

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・医療業界No.1の転職実績を持つ。転職満足度がとても高い(97%が満足と回答)

 

医療機関への転職では、医師専門の人材紹介会社を使用するのが一般的ですが、
各製薬企業は、基本的には、他の職種含めて一般の紹介会社との関係が深いので、
必ず一般の方の紹介会社は登録しましょう。
寧ろ医師専門の紹介会社より、密接に取引しています。
上記の3つ登録することによって、求人の漏れはなくすことができます。

また、メディカルドクターは非常に狭き門です。
書類通過率は20%を切るところもありますし、面接対策がとても重要になってきます。
製薬業界専門の紹介会社を使用するメリットとしては、MD以外の職種でも日々面接などを行っていますので、企業の内情や面接傾向などは最も把握しています。

それぞれ特徴を持った紹介会社をうまく活用することで、最大限に可能性を広げることができるでしょう。

 

転職活動の流れ

 


1.転職エージェントに登録
サービスをご利用いただくため、各企業のWEBの専用フォームからまずはご登録ください。所要時間は1分程度。ご入職に至っても費用は一切かからないのでご安心ください。

2.転職エージェントとコンタクト(希望条件を伝える)
登録後、転職エージェントからメールや電話で連絡がありますので、
状況や希望の条件をお伝えしましょう。

※すべての希望が叶う企業は少ないです。希望条件には優先順位をつけておきましょう。

※アピールできることは出し惜しみせずに伝えましょう。

3.応募企業をピックアップ
希望条件をお伝えすると、転職エージェントが希望に合う求人をご案内してもらいます。案内いただいた求人の中で気になる企業があれば、応募しましょう。

※事前に確認したい点があれば、遠慮なくエージェントに確認しておきましょう

4.書類選考(履歴書・職務経歴書の準備)
製薬企業の選考では、まず初めに必ず、履歴書と職務経歴書の提出を求められますので、準備が必要です。
フォーマットはエージェントが用意してくれますので、それに沿って作成しましょう。
またエージェントは書類を通過させるためのプロですので、文章の校正は複数回行ってブラッシュアップしましょう。 

5.面接
書類選考が通過すれば、次のステップは面接です。
企業によって異なりますが、面接はおおよそ2~3回あります。
1次面接は、人事部やメディカルドクターの現場責任者、2次面接は役員クラスとの面接になります。
企業の面接は、医師といえど、コミュニケーションスキル、ビジネスマナー、専門性、リーダシップなどを厳しくチェックされます。

6.内定
面接後、もしご縁があった際には、内定となります。
内定後は企業から年収などの条件提示されます。

7.内定後条件交渉
提示された条件の交渉はエージェントが行います
条件に承諾すれば入職決定となります。
入職決定までスムーズに進んでおおよそ2~3か月と考えてください。


製薬企業(メディカルドクター)への転職の際の注意点と最重要ポイント2つ

 

注意点① 応募年齢に気を付けよう

企業が求めるMD像はおおよそ下記です。

-----------------------
・年齢30歳~50歳まで
・全国のキーオピニオンドクター、社内外関係者との関係を上手く構築できる方。
・積極的に仕事に取り組み、受身ではなく、リーダーシップを発揮できる方。
・プレゼンテーションスキル、資料作成力、論理的思考力、分析力のある方。
・ビジネスレベル以上の英語コミュニケーション能力
------------------------

特に注意いただきたいのは、「年齢」です。
臨床医師では、40歳でようやく一人前となり、引っ張っていく立場になりますが、
メディカルドクター未経験で転職となると、年齢は40代半ばまでと思っていた方がいいでしょう。
40代半ばとなると、若い方よりも英語でのビジネスコミュニケーションや即戦力が求められますので、選考難易度も高くなります。

なお修士や留学経験、医局長でのマネジメントや調整経験があれば、
メディカルドクターの転職の有利になります。

 

注意点② 選考難易度を知ろう
 メディカルドクターは選考難易度としては、とても高いです。
主な理由は、①応募者が多い②選考者のスキルや能力が高い③転職の入れ替わりが少ない、3つが挙げられます。メディカルドクターは、給与もよく、オンオフもしっかりついているためとても人気です。かつ、高いコミュニケーション能力や英語力が問われますので、誰でもなれるわけではなく、一種のステータスとなります。どれだけ経歴やコミュニケーションに自信があっても、ポイントを押さえたほうが選考に通過しやすくなりますので、転職エージェントなど使えるものを上手く使いましょう


■面接に受かるための最重要ポイント2つ
 
ポイント1. 企業が求める「人物像」や「担ってほしい役割」などを把握しよう

あなたはどのように合否が決まると思いますか?
自身にすごい経歴や経験があれば合格するだろうと思っていませんか?
実はこれは大きな間違いです。

企業は、「ものすごいよい経歴の方」や「臨床での実力やがある方」を採用するわけではなく、企業が求める「能力や人柄」や「担ってほしい役割」にぴったりな方を採用します。経歴がよい方はむしろ、「仕事がやりにくい」「こだわりが強く融通が利かなさそう」という印象を与えてします。
※ただ、こういう方は逆にとても低姿勢で望むとかなりの好印象なので、
結局は面接のやりよう次第です。

ポイントは、事前に企業の「募集背景」、「企業が求める人物像」、「担ってほしい役割」を確認しましょう。
それに合わせて自分がアピールできる点やエピソードの引き出しを用意しておきましょう。

 

2.正しい面接の準備をする
 採用に近づくために必要なことは、正しい「面接準備」です。
複数回面接があり、時には圧迫面接の企業がほとんどです。
ストレス耐性などを見るためで、対策しておかないと必ずぼろがでます。

 

ポイント1. なぜを3~5回繰り返す
 質問に対しては、「論理的でかつ根拠のある回答」が必要です。
例えば、「○○株式会社の志望する理由は?」に対して、「癌の開発に取り組んでいるから」と答えたとすると、おそらく「なぜ癌に携わりたいのか」「なぜ他の製薬会社ではなく、うちの(志望する製薬会社)製薬会社の癌開発に携わりたいのか」という質問が返ってきます。
これらの質問に論理的かつ納得した回答をするためには、志望する企業と競合企業の特徴や研究開発の違い、などを知っておく必要があります。

ポイント2, 説得力のあるオリジナルエピソードや根拠を伝えよう
 質問回答する際は、端的にかつ論理的に答える必要があります。
企業はあなたの長い話は聞いてくれませんので、話し方はとても重要です。
では、「端的かつ論理的な答え方」とは、下記の手順で行っていく必要があります。

伝え方の順番~~~~~~~~~~~~
①主張や結論 「~ ということです 」
②その理由や根拠 「その理由は2つあり、1つ目は~です。2つ目は~です。」
③根拠となる具体的なエピソード 「なぜなら~という経験があるからです。例えば~です」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

上記の順番で答えると端的かつ論理的な文章になります。

ポイント3.成果は定性面と定量面で語る

あなたが臨床において注力した取り組みを伝えるだけでなく、必ずその取り組みによって得られた成果や変化を伝えましょう。成果や変化を伝えないと、ただの自己満足になってしまうだけなので、注意しましょう。
また、成果は定性面と定量面で答えるとより分かりやすく伝わります。

例)「私が○○取り組んだことによって、医局の売り上げが増えた」
これでは、何がどれくらい増えたのかがよくわかりません。

→「私が○○取り組んだことによって、医局の売り上げが昨年より3倍に増えた。(定量
また、この医局の取り組みが、病院内の会議でも取り上げられ、他の診療科でも導入することになった。(定性)」

という感じです。
定性を表す際は、客観的な評価を伝えると、より説得力も増すことになります。


まとめ

 

まとめると、メディカルドクターへの転職は、しっかりと臨床や研究の経験を積んだ方が応募しますし、レベルが高く、とても険しい道のりです。

ただ、上記のように面接での受けごたえで、まったく変わってきます。
とにかく面接がとても重要です。

日々多忙な中で、自分一人で高いレベルまで訓練することはとても難しいです。
膨大な時間を費やしても、正しい方向に努力をしないとすべて水の泡となります。

 

転職エージェントは、こいうった知見があるプロフェッショナル集団ですので、
客観的なアドバイスや正しい方向への努力の仕方を教えてくれます。

転職をするしないに関わらず、登録しておくのがいいおすすめで、
転職エージェントはできるだけ活用したほうが良いです。

 

なぜならどれだけ使っても無料ですし、損することはありません。
転職サイトや転職エージェントをうまく使いこなして、良い転職をしましょう。

 

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